近づけない遠すぎる距離
私は遠くで見ていればいい
そういう気持ちは一切ない。
近づけるものなら近づきたいし、話せるなら話したい。
不可能だからこそ、そう思うだけかもしれないが。笑
ただ、私には、近すぎる距離が合っていないのかもしれない。
親とも、離れて暮らしている分には、すごく仲良くやっていけていたが、いざ帰省してみると、お互い文句が多くなってケンカばかり。
私は人とのコミュニケーションの取り方が下手だと思う。
友達は少ない。
大学で授業を受けるのはほぼ1人だし、お昼も1人が多い。
マンモス大学故の、友達のできにくさはあるものの、周りはみんな友達と授業を受けているように見える。
意味のないことをふらーっとLINEできるのなんて、3人くらいしかいない。
でもそれだけ深い関係ではあると思う。
狭く深くという感じ。
本当なら、私は大学に入って友達を増やしたかった。
東京という都会の地を一緒に開拓してくれる、もしくは案内してくれるような友達
また、趣味が合い、一緒に遠征してくれる友達
そんな友達ができることを夢見ていたのだが、現実はそう甘くはなかった。
私は好きになった人のことはとことん知りたい。
それは昔から変わらない。
それが、アイドルだったとしても。
付け回したり、ストーカー紛いのことを、したいと思わないし、
やっている人については、どうなんだろうかとも思う。
ただ、彼らがアイドルとして活動してる以上、それは仕方ないことなのかもしれない。
度を過ぎなければね。
私だって駅でアイドルに遭遇したら、きっと話してみたいって思うし、握手もして欲しい。
実際その勇気はないと思うが。
なんならぎゅってしてくださいって言って、長妻くんに「後ろ向いて?」って言われたい。笑
(誰かが長妻くんに遭遇したときのレポ。真偽はわからない)
妄想は全てアイドルと。
ドリーム小説だってたまに自担に変換して読んでいる。
正直、世間一般の目から見たら、これはイタいのかもしれない。
それでも、私たちは、叶うはずのない永遠の片想いをしている。
でも近づいたらきっと違う彼がいるかもしれない。
そんなの嫌だ。知りたくない。
それならいっそ、このまま叶わない永遠の片想いをしていたほうがいい。
近すぎる距離は私たちには似合わないから。
こうして私は今日もアイドルの彼を、画面越しに見つめるのです。
アイドルの君が好きだ。